温泉インデックスその3 霧島国際ホテル(鹿児島県霧島市)
夏に霧島に行ったので、その回顧録です。
外観はあまり綺麗とは言えないんだけど、そんなホテルの温泉でしょと思って侮るなかれ。霧島のホテルは、ホテルならではの資本投入ぶりで温泉がすごいんです。
鹿児島空港発で霧島観光してからホテルに到着しました。温泉の滝は凄かった。
〜入浴感想〜
まず浴槽の数がすごい。なんじゃこの温泉(唖然)
一泊九湯というみたいだが、要するに九つの温浴体験ができますよーってこと。
さすが霧島温泉。湯量も桁違いだがスケールも違う。
早速大浴場に行くと、強烈な硫黄臭が。そうそうこれこれこの匂い!霧島に来たーって感じするよー!大浴槽は最高に気持ちがいい!
露天風呂にも行くと、浴槽ごとに源泉が異なるため、湯の華の大きさも違うことに気づく。湯の華がしっかり形成されているためお湯が透明な浴槽と、華は少し小さめで、濁って見えるお湯。この違いを見るのはとても楽しい。湯温も違うため、自分のお気に入りを探す作業もおすすめ。
露天風呂には蒸し風呂もある。中に入ってみると、一面が濃い湯気に覆われており、先がまともに見えない。濃厚も濃厚だぁ…!
50センチ先の視界も怪しいため、蒸し風呂の中で衝突事故まで起こりそうになる。濃霧かよ。人間にはロービーム付いてないということを、蒸し風呂さんサイドにはしっかり教育していきたいと思ったが、ここで名物の泥パックがないことに気づく。どうやら露天風呂は別館にもあるらしい。しかも男女入替制とのこと(本館も)。
別館に行ってみると、別世界が広がっていた。
ここが天国か!
本館の露天風呂も素敵だったが、こちらは完全な白濁湯。ザ・温泉である。複数の源泉のミックスらしいが、このレベルの温泉は身体が溶けそうになる。いや、溶けたね。プルプル、ぼくは悪いスライムじゃないよ。
しかし泥パックは入替で使えない方の露天風呂にあった。翌日入替で行ってみたところ、これまた素敵なお風呂が広がっていた。
すごいね。これは九湯全部回るべきだわ。天然温泉の泥パックも凄いし、全部の浴槽に趣向が凝らしてある。入替制だからこそ、細かな違いを作ってあって飽きない。新しい発見がありまくりな温泉でした。
部屋からの眺めも悪くなかったし、外観と内装の違いに驚いたホテルでもありました。中はめっちゃ綺麗になってます。外装も綺麗にしたらすごく人気が出そうだなぁと考えながら、焼酎を傾けてました。
料理も美味しいし、温泉は言わずもがな。大満足の滞在となりました。リピート確定!またいこー!