温泉インデックスその6 豊平峡温泉(北海道札幌市)
試される大地の気軽に行けるヤバい温泉の記録です。
日帰り温泉の口コミで日本一に輝いたこともある温泉で、誰が行っても楽しいと思います。
札幌駅からも遠くないので、旅のオプションにいかがでしょうか。
〜入浴感想〜
札幌市中心部から車を走らせて約40分。
カレーも美味しいと評判で、一体どんな施設なのかなと心を弾ませる。
着いてまず入浴。
更衣室は至って普通。
さてさて、温泉の評判をじっくり体験させてもらおうか!
浴室に入ってみると、いきなり圧倒される。
床一面に析出物が溜まって、皿ができている。
な、なんじゃこの温泉…
泉質はナトリウム・カルシウム・炭酸水素塩泉。少し黄色っぽく濁っている。もちろん源泉掛け流し。しかも加水もなし。飲泉可能。
内湯は熱め。42度くらいでサッパリ入浴したい。
一方露天風呂は露天風呂ですごい。
湯温はぬるめの39〜40度で調節されており、長湯が可能。雪見風呂にはもってこいだ。
しかもここ、飲酒オーケーなので雪見風呂しながらビールをキメるなんてこともできる。
神かなにか?
大満足の入浴を終えると次は施設内のレストランでカレーを食べる。
ナンも焼いてる本格派。クッソ美味かった。
さらに付け加えると、オートキャンプ用のサイトまである。
つまり、この極上の環境でキャンプだってできてしまうのだ!すごいぜ豊平峡温泉!
温泉好きにはたまらないところでした。
また行きたいところというか、ヘビロテしたい温泉と出会えてよかったです。
温泉インデックスその5 第一滝本館(北海道登別市)
温泉のデパートとも言われる温泉界の北の怪物・第一滝本館に遂に襲来。
温泉好きにとっての夢の場所に挑んでみました。
〜入浴感想〜
千歳から車を転がし、どこまでも広がる牧場風景など、北海道感をバリバリ感じながら登別温泉に到着。
お腹がすいたので白老牛バーガーなるものを食べてみることに。
白老牛は洞爺湖サミットでも提供された、道内最高級の牛らしい。
ハンバーガーうめえ!バンズもサクサク!
意気揚々と、次は地獄谷観光。登別最大の源泉である。
硫黄の匂いが漂っている。
これからこの温泉に入れるとか、最高だな!
ちなみに奥には足湯もあったり。
奥から来てる温泉の川なんだけど、この辺の温度が丁度いいらしい。色が濃すぎて、泥に入っている感覚…泥の色なのか、温泉の色なのか…?
そして本題。地獄谷の隣にある第一滝本館で日帰り入浴。登別温泉といえばここ!
日帰り料金で2,250円。
高いと思うか安いと思うかは君の自由だ。
私はコスパめちゃくちゃいいと感じました。
というか、ここに日帰りで入れるだけでコスパ良すぎ。
バスタオルとフェイスタオルもレンタルで付いてるので、手ぶらでOK!
脱衣所も広く、設備も申し分ない。
温泉天国。
源泉7つ、泉質5つが一気に楽しめる(見た感じ、厳密には泉質6つ)
硫黄泉・硫酸塩泉・酸性緑礬泉・塩化物泉・重曹泉…ええ…
なんじゃこの温泉…(呆然)
温泉界の銀河系軍団じゃん。
浴室に入ってみると、ローマ風のインテリアで驚く。あ、和風じゃないのね。
そして内湯からはドーンと地獄谷も見える。
たまんねーなオイ!
全部の浴槽をレビューしてると文字数がとんでもないことになるので、自分のお気に入りの浴槽を3つご紹介。
まず内湯の奥にある塩化物泉。目の前に地獄谷が佇む。ディスイズ登別!
冷えた身体には塩化物泉ですよねー。。。
そして露天風呂の硫黄泉。白濁してるよ!濁り湯キタコレ!硫黄臭は強くなく、匂いが苦手な方でもいけそう。内湯の硫黄泉はぬるめだが、こちらはちょうど良い温度。
そして金蔵の湯といわれる酸性緑礬泉の浴槽。
第一滝本館の誕生のきっかけとなったお湯。湯の華が舞い、極上も極上。身体が喜びに打ち震える。
いつも行く温泉は、例えるならクリスティアーノロナウドやメッシを個々に評価しているようなものだが、こと第一滝本館に至っては、レアル・マドリードやバルセロナのようなチームをレビューする感覚。何言ってんだこいつ。
とにかく温泉として、スケールが一段も二段も違う。タレント揃いのスーパーヒーローチームだ。
だって露天風呂には、直径10メートル以内に硫黄泉・塩化物泉・緑礬泉の浴槽があるんだよ???異常すぎない???
こんなの、なろう系主人公レベルのチートよ!!
凄すぎて、今日はお赤飯よー!と叫びたくなる気分の温泉でした。
浴槽によって色んな泉質が温度調節されているので、是非試してみてくださいね。
泉質がたくさんあるということは、きっと貴方が気にいる浴槽があるということです。
全部掛け流しで、お湯の鮮度は申し分ないのでご安心を!
温泉インデックスその4 凪の湯・白旗の湯(群馬県草津町)
この温泉天国にて出会った温泉のファーストインプレッションです。
〜入浴感想〜
凪の湯に行く前に、西の河原露天風呂を訪れた。
草津温泉ってすごいなぁと思いつつ、外湯巡りも軽くしてみることに。
というわけで今回は凪の湯を訪れていくわね…。
草津でも屈指の熱さを誇るという、知る人ぞ知る名湯。
よっしゃー独泉だぜ!と思ったら服を脱いでる間におっさんが来た。背後を取られたっ…!?
まぁ仲良く入るんですけどねー!どちらが先に掛け湯してみるか牽制し合い、こちらが先攻を頂くことに。イタダキャス…
うおっ!アツっ!いやこれ熱いどころじゃなくて痛い!全裸でふしぎなおどりを披露してみると、これまた全裸で心配するおっさん。俺は膝に矢を受けてしまったから先に行ってくれ。
この後おっさんも無事敗退し、水で薄めつつ入ることに。
あーっ!キタキタキターっ!西の河原も良かったけど、こちらはこちらで自分好みの浴槽が作れていいね!サッパリ短めの時間で、切れ味のいい入浴ができるよ!
そしておっさんと今後の健闘を誓い合い、湯畑を尻目に草津温泉のシンボル、白旗の湯へ。
入ってみると、外国人の多さが際立つ。温泉を世界にもっと広めてくれよなー!
脱衣所も至ってシンプル。
そして入浴。
ぬるめの浴槽と熱めの浴槽があり、ぬる湯からゲートイン。さっきの凪の湯のダメージでケツが真っ赤なんだよ。
いやー、これはたまらんね!これがザ・温泉!温泉の良いところが全部詰まってる!
屈指の名湯に入れた喜びで、自然と笑みが溢れる。周りを見てみると、外国からの人も、日本人も、私もみんな笑みを浮かべていた。誰もが同じ体験をできるのが温泉。気持ち良さに国境はないのだ。
すっかり上機嫌になり、凪の湯で訓練した証を見せにあつ湯へ。今の私は無敵である。
つべこべ言わずかかってこい!気持ちよく入ってやんよ!
意気揚々と掛け湯をバッコリ肩からぶっかける。
…アッツー!
凪の湯と同じくらい熱いじゃんなんで!?
なんじゃこの温泉!?
と、無事敗退して帰路につきました。
食べ物も美味しかったし、見どころもたくさんあってまさに天下の名湯だなぁと感じた1日でした。
また来てリベンジするからな!
温泉インデックスその3 霧島国際ホテル(鹿児島県霧島市)
夏に霧島に行ったので、その回顧録です。
外観はあまり綺麗とは言えないんだけど、そんなホテルの温泉でしょと思って侮るなかれ。霧島のホテルは、ホテルならではの資本投入ぶりで温泉がすごいんです。
鹿児島空港発で霧島観光してからホテルに到着しました。温泉の滝は凄かった。
〜入浴感想〜
まず浴槽の数がすごい。なんじゃこの温泉(唖然)
一泊九湯というみたいだが、要するに九つの温浴体験ができますよーってこと。
さすが霧島温泉。湯量も桁違いだがスケールも違う。
早速大浴場に行くと、強烈な硫黄臭が。そうそうこれこれこの匂い!霧島に来たーって感じするよー!大浴槽は最高に気持ちがいい!
露天風呂にも行くと、浴槽ごとに源泉が異なるため、湯の華の大きさも違うことに気づく。湯の華がしっかり形成されているためお湯が透明な浴槽と、華は少し小さめで、濁って見えるお湯。この違いを見るのはとても楽しい。湯温も違うため、自分のお気に入りを探す作業もおすすめ。
露天風呂には蒸し風呂もある。中に入ってみると、一面が濃い湯気に覆われており、先がまともに見えない。濃厚も濃厚だぁ…!
50センチ先の視界も怪しいため、蒸し風呂の中で衝突事故まで起こりそうになる。濃霧かよ。人間にはロービーム付いてないということを、蒸し風呂さんサイドにはしっかり教育していきたいと思ったが、ここで名物の泥パックがないことに気づく。どうやら露天風呂は別館にもあるらしい。しかも男女入替制とのこと(本館も)。
別館に行ってみると、別世界が広がっていた。
ここが天国か!
本館の露天風呂も素敵だったが、こちらは完全な白濁湯。ザ・温泉である。複数の源泉のミックスらしいが、このレベルの温泉は身体が溶けそうになる。いや、溶けたね。プルプル、ぼくは悪いスライムじゃないよ。
しかし泥パックは入替で使えない方の露天風呂にあった。翌日入替で行ってみたところ、これまた素敵なお風呂が広がっていた。
すごいね。これは九湯全部回るべきだわ。天然温泉の泥パックも凄いし、全部の浴槽に趣向が凝らしてある。入替制だからこそ、細かな違いを作ってあって飽きない。新しい発見がありまくりな温泉でした。
部屋からの眺めも悪くなかったし、外観と内装の違いに驚いたホテルでもありました。中はめっちゃ綺麗になってます。外装も綺麗にしたらすごく人気が出そうだなぁと考えながら、焼酎を傾けてました。
料理も美味しいし、温泉は言わずもがな。大満足の滞在となりました。リピート確定!またいこー!
温泉インデックスその2 日航亭大湯(静岡県熱海市)
温泉巡りを始めてから、結構な頻度で行くようになった伊豆。その中でも必ず入るのが熱海の大湯です。
伊豆半島はジオパーク巡りとしても、温泉ガストロノミーツーリズムにも最適な場所。
熱海はホテルの温泉も気持ちいいですが、外湯巡りも良いですね。初期に外湯巡りの気持ちよさを教えてくれたのがこの温泉です。
〜入浴感想〜
午前から夕方にかけて、三島と沼津でのんびりと遊んでいた。
柿田川湧水や千本浜、そして三島スカイウォークに心を奪われながら、最終目的地の熱海に到着。
熱海のゲストハウスに着くと、「温泉なら外湯巡り!大湯がオススメですよ!」とアドバイスを受ける。
大湯…?よく温泉街にあるのは見たことあるけど、行ったことないや。
裏路地の店で夜ご飯を済ませた後、スマホで調べながら大湯へ。
間欠泉の通りを抜けていくと、大湯が見えてきた。…源泉98度の掛け流しって聞いてないんですけど。見ればわかるヤバいやつやん!(宮川大輔)
身も心も裸となり、カップヌードルも3分で調理完了になりそうな湯温に震えながら浴室に入ると、内湯は湯気で視界が遮られていた。なんじゃこの温泉!!!
どうやら源泉98度のお湯を空気で調温して掛け流しにしているため、湯気がモクモクらしい。内湯が半分サウナである。温泉に入ってないのにもう熱い。
ここにいたら汚い地獄蒸しが完成しそうなので、すぐに露天風呂に。
あー、これは名湯の香りがしますよ!
湯の投入口から遠いところで掛け湯を済ませて浴槽に突入。熱いけど染み渡る…ただただ良い…旅の疲れも吹っ飛んでいく。
徐々に投入口に近づくとやはり熱い。なるほど、位置によって自分の好きな温度で温泉を楽しめるわけだ。これは面白いな。
その後内湯でサウナ気分も楽しみ、大満足の入浴となった。
外湯っていうのも悪くないなぁと気づいたきっかけとなり、後に熱海に行くときは必ず大湯に訪れることに。
次の日も2つ外湯に向かったが、熱海はすごい!ちなみに温泉玉子作りは4回試行して成功0回です。
いつか熱海にじっくり滞在してみたいなー。
温泉インデックスその1 竹瓦温泉(大分県別府市)
記念すべきインデックス化1番目は別府温泉のシンボル、竹瓦温泉。
自分の中では別府温泉のラスボス的存在でした。
歴史は古く、140年以上の歴史を持っているとのこと。唐破風の建物にもなるほど味があります。建物内には公民館?もあり、市民の憩いの場になっていることが伺えました。
入浴料金は110円。安い!
〜入浴感想〜
浴室に入ってみると、脱衣所が隔てられてないタイプということにニヤケが止まらない。こういうのは100%名湯保証って相場が決まっているんだよ!
ワクワクしながら浴槽に向かうと、他の客が湯船に入っていないことに気づく。
浴槽周りに風呂椅子を並べて、掛け湯ばかりしている…なんじゃこの異様な光景。
とりあえず掛け湯をして入ってみるかとお湯を体にぶっかけた瞬間、誰も浴槽に入れない理由を悟った。熱すぎる…皮膚が悲鳴を上げる熱さ(自分も変な声を上げた)じゃないか!
つまり、熱すぎて全員掛け湯で様子見をしているのだ。なんだこの温泉!!!(大声)
ということで、自分も掛け湯の百鬼夜行に加わることに。
熱いけど、掛け流しのめちゃすごい温泉だなーと思いながら掛け湯を続ける。身体は真っ赤になり、慣れなのか麻痺なのか熱さにも慣れてきた。
すると、掛け湯を手短に済ませた大学生の一行が勇気を持って浴槽に入ろうとしている…っ!
しかしそれは蛮勇っ…!10秒で茹で上がり退散していきました。やべーだろこの浴槽…人に入ってもらうためにあるのに、まるで人を寄せつけてない…。
そしてさらに5分ほど身体を麻痺させる作業を続けるとある変化が。
「これ、慣れてきたし浴槽イケるんじゃね?」
そう思ってしまった。行くしかねぇ!止まるんじゃねえぞ…っ!ゆっくり片脚を入れると、3秒も耐えられませんでした。難攻不落すぎませんかね?
結局、さらに掛け湯をして、片脚→両脚→半身と何回も入っていってようやく全身で入浴。掛け流し気持ちえええええええ!別府のシンボルの名に違わぬ名湯中の名湯!あー、すごすぎる!
と思っているうちに、身体が再び悲鳴を上げはじめる。そして退出。
短い入浴になったが、別府のすごさをギュッと集めた温泉だった…ヘロヘロになるけど。
名湯保証はできるけど、身体の無事は保証できない温泉です。楽しい温泉だったので自分はまた来ますけどねー!
用法・用量を守って正しく入浴しよう!(違う)
あとここ、砂湯もあります。今回は時間的な問題で入らなかったけど有名です。次の機会にはぜひ。
当ブログについてと自己紹介
はじめまして。World Act 主宰のアリストです。1人なのに主宰です。主宰って言ってみたかっただけです。
当ブログは自分で巡った温泉の備忘録とインデックス化、アウトドア関連活動の日記を兼ねたものとする予定で設置しました。
あくまで掲載時点のロードマップであるので、これから変更になることも考えられますが、いずれにしてもコイツバカやってるなーと思いながら見ていただければ幸いでございます。
どのような掲載の仕方になるのかは手探りですが、出来るだけシンプルにわかりやすく!をモットーに頑張っていきたいと思います。
〜自己紹介〜
名前:アリスト
Twitter:@onsenshoujo2020
略歴
2018年秋…元々自社仏閣巡りが好きだったが、ゆるキャン△にハマって登山をやってみることに
初本格登山は六甲山。下山時に有馬温泉にて温泉の魅力に取り憑かれる。
2019年初頭…温泉ソムリエ資格取得
2018年…道後・有馬・白浜の日本三古泉制覇
ゆるーく低山登山と温泉巡りをしています。
登山歴:富士山、六甲山、御在所岳、金華山、藤原岳、金剛山、鎌ヶ岳、浜石岳、猿投山、等々
冬も登ってます。
温泉は単純泉・塩化物泉・硫黄泉が好きです。
まだまだ文字通りひよっ子ですが、アウトドアと温泉に精を出していきたいと思います。